子を持つ親は「転校」がいかに子どもの人生に影響を与えるか考えなさい

学生生活

「転校」このことばを聞くと何を思い浮かべますか?
友人との別れですか?
引っ越しですか?
人によって様々でしょうね。
転校する理由としては「会社の異動」だったり
「両親の介護」だったり大人の様々なものがあるでしょうね。
でもね、一つだけ言わせてください。

「転校で一番苦労するのは子ども」

だということ。
そりゃあそれぞれ家庭の事情があるので強いことは言えませんが
「転校」というイベントは子どもに少なからず大きな負担を与えます。

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小2のとき「下町」から「富裕層が住む町」へ望まぬ引っ越し

これはボクが小学2年生になりたての頃の話です。
ボクはそれまで札幌の白石区という
東京で例えるなら浅草みたいな「下町っぽい地域」で育ちました。
家はボロボロのアパートに住んでいましたね。

治安は決して良いとはいえないけど、
アパートの住人同士で近所づきあいもあってみんな気さくで優しい人が多かったですね。
ところが小学2年生になってから親が祖父母のそばに住みたいということもあって
厚別区に引っ越すことになりました。
そこから地獄は始まりました。

エリート意識の高い地域に引っ越して消耗した

ボクが引っ越した地域は俗に言う「富裕層が多く住んでいる」地域でした。
そのため小学校の同級生もやたらプライドが高いというか、自意識過剰な人がやたら多かったですね。

テストの点数争いでクラス中で戦争みたいに競い合ったり
口喧嘩しようもんならぜったいにひかなかったり。
そういった環境に引っ越してボクは小学2年生にして精神的にボロボロになっていました。

「転校」は子どもに大きな負担を強いる

これ以上言うと各方面から怒られそうなので言いませんが何が言いたいのかというと
「転校」というイベントは幼い子どもにとって大きな負担になるということです。
新しい環境に馴染まなきゃいけない、友達もゼロから作らなければならない。大変な負担が子どもを襲います。

そういえば子どものころ親が転勤族で転校ばっかりしていて
友達が出来ずひきこもりになってしまい
東日本大震災の時に家に引きこもったまま津波に飲まれて亡くなった方がいましたね。

Web東海新報|引きこもりの悩みに寄り添う、陸前高田の元校長・佐々木さん
 東日本大震災で妻と引きこもりだった次男を亡くした元小学校長が、不登校や引きこもりの子を持つ家族らの悩みに寄り添っている。妻が立ち上げた「不登校ひきこもり気仙地区父母会」の事務局を担う佐々木善仁さん(66)=陸前高田市広田町。震災直後に退職…

子どもにとって転校とはこのように大きな負担になる可能性があります。

まとめ

ま、単刀直入に言うと下手したら子どもの人生が狂うので気安く子どもに
「転校」させるのはやめろよとぼくは言いたいのです。(いじめから逃げるための転校は良いと思います)

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この記事を書いた人
ヨウヤナイ

ヨウヤナイと申します。北海道札幌市在住。歳は26歳。「やないやないか!」著者。
バリバリのゆとり世代です。当ブログ「やないやないか!」の概要とやないの詳細プロフィールはこちら

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