現代の日本では就職先・転職先を探す方法はたくさんあります。
「求人サイト」「転職エージェント」「求人誌」etc…
サイトやサービスによって入手できる求人情報には特徴や種類が異なるので自分に合った方法を駆使して就職・転職活動を行っていきましょう。
今回は各求人サービスのメリットや利用にあたっての注意点をご紹介いたします。
求人サイトの特徴とメリット・注意点
まずは求人情報サイトの特徴やメリット、注意点を紹介していきます。求人情報サイトといっても「リクナビNEXT」みたいに幅広い業種・職種の求人を紹介しているサイトもありますし、固定の業界・職種に特化した専門求人サイトもあります。
求人情報サイトのメリットその1:条件に合う求人を素早く検索できる
まず求人情報サイトのメリットですが、職種・勤務地などの条件を設定して検索することであなたに合った求人を素早く検索することが出来るという点です。
また、その条件をサイトに登録しておけばあなたに合った新しい求人がその求人情報サイトに追加されたときに通知メールを受けることが出来るので自分に合った求人を見逃すことがない点もメリットの一つです。
求人情報サイトのメリットその2:興味のあるキーワードで検索できる
続いて求人情報サイトの二つ目のメリットですが、あなたの興味のあるキーワードで求人を検索できるという点です。
例えばの話、もしあなたが「東南アジア」で働きたいと考えているならその求人情報サイトで「東南アジア」と検索するだけで東南アジア勤務の求人情報が大量に出てくるのです。このおかげで業界・職種問わずにあなたの興味や趣向に合った求人を探すことが出来ます。
求人情報サイトのデメリット
その一方でデメリットもあります。それは複数の求人サイトへの登録が簡単に出来るので求人情報の管理が上手く出来ずに頭が混乱することがあります。
ボクも以前、仕事の視野を広げようと思って5つの転職サイトに登録していたのですがあまりにもサイトからくるメールが多くて管理しきれなくなってしまいました(^^;
おかげで本命の企業の対策がおろそかになってしまったこともありました。
ですのでそんな失敗をしないためにも使用する転職サイトは3つぐらいに絞っておきましょう。
転職エージェントの特徴とメリット・注意点
続いて転職エージェントの特徴とメリット・注意点についてご紹介していきます。
転職エージェントとは、正社員や契約社員を雇いたい企業から求人の依頼を受ける一方で転職を考えている方の相談にのったり求職者と企業とのマッチングを行うサービスを展開しています。
転職エージェントのメリットその1:非公開の求人を教えてくれる
まず転職エージェントの一つ目のメリットですがエージェントは求職者に対して周りには知られていない非公開の求人を教えてくれます。
何故非公開求人が存在するのかというと「人気が高く、公募で募集すると応募が殺到して対応しきれないためエージェントが選んだ優秀な人を採用したい」といった理由が挙げられます。
転職エージェントのメリットその2:企業とのやりくりを代行してくれる
転職エージェントでは面接の日程調整や勤務条件の交渉などを求職者に代わって行ってくれます。このため、求職者は職探しに専念することが出来るんです。
また、「残業の有無」や「離職率の高さ」、「人間関係」といった求職者が面と向かって聞きにくいことも転職エージェントのコンサルタントが代わりに質問してくれるんです。内気なボクには有り難い…!
転職エージェントの注意点
転職エージェントを利用するにあたっての注意点は求人情報サイトのとは違い、生身の人間とのお付き合いになる点です。あなたの担当になったキャリアコンサルタントに対して「私のことを理解してくれない・・・」なんて不満を感じることもあるかもしれません。
しかし、そこは自分から積極的にコンサルタントに歩み寄ってコミュニケーションをとるようにしましょう。でも、もしどうしても相性が合わなかったら担当を替えてもらうことも出来ます。
地方の求人誌のメリット・注意点
最後に地方で出ている求人誌の特徴とメリット・注意点についてご紹介します。
メリット:当然、地元の求人が圧倒的に多い
当たり前の話ですが地方専門の求人誌なので地元の仕事がほとんどです。また、地方限定の求人誌なので中小企業が多いです。
自宅近くで勤務先を探したいなんて方にはおススメできるでしょう。
デメリット:劣悪な労働条件の会社が多い
これは大声では言えない話なのですが地方の企業の求人って中には劣悪な労働条件の会社があります。例えば「年間休日100日ない会社」とか「周5日勤務なのに月給12万」とかね。
しかもそんな会社に限ってちゃんと労働条件とかが書かれていなくてハローワークの求人票のほうをよく見たら小さく「年間休日65日」と記されてあった・・・みたいなこともありました。ヒエッ!
地方の会社って有名企業と違って実際にどんな労働環境かじっくり調べないと分からないんですよね。こればっかりは自力でしっかりと調べるしかありません。
悔いの無いように徹底的に調べましょう。