あなたは就職活動の時、書類審査は通過するのに面接では落とされる・・なんて経験はしたことありませんか?
ボクは何回もありました。そういう人って大抵、
「面接における話が矛盾している」場合が結構あります。
たとえ「モチベーション」や「応募職種への理解」をアピールしたとしても話が矛盾していると面接官に「胡散臭いやつだな」と思われてしまいます。面接では、全体を通して回答の矛盾がないよう説明しましょう。
今回は面接でありがちな矛盾している解答例7選を挙げていきます。
1.「起業したい」けど「福利厚生が大事」
自分で事業をおこす起業家は普通のサラリーマンとは違い、朝から晩まで働きます。何故なら起業家は自分の仕事が好きだからです。ゆえにプライベートもほとんどありません。
起業家の堀江貴文さんも若いころライブドアを立ち上げた時、朝から晩まで仕事に打ち込んでいたといいます。それにもかかわらず福利厚生が重要だと言っていたら明らかに矛盾しますよね。
2.「多くの人と接したい」けど「事務の仕事がしたい」
事務職は基本的に社内で仕事をします。そのため。社外の人と接する機会はどうしても少なくなります。そのため「多くの人と接したい」のに「事務の仕事がしたい」だと矛盾します。営業職なら社外の人と接する機会が大いにあるのですが・・。
3.「営業がしたい」けど「早く帰りたい」
これはボクも以前新聞の営業をやっていたのでよく分かるのですが、営業職は基本的に顧客のニーズを一番に対応する職種です。
例えばの話、あなたが製氷機の営業マンだったとしましょう。勤務時間は8:00~17:00だとします。お得意様は居酒屋さんだと仮定しましょう。ある日のこと、居酒屋の店主と店舗で商談することになりました。
しかしその居酒屋の店主は基本16:00から出勤するため商談を行う時間はどうしても16:00以降でないと出来ません。仮に16:00ちょっきりに商談を始め、1時間ぐらいで終わったとしましょう。時間は17:00。すでに定時の17:00にさしかかってしまいました。
今から会社に帰って今日の報告書を書いて、明日の準備をしていたら結局買えるのは19:00近くになってしまいます。
ま、これは極端な例ですが営業の仕事はこんな感じで顧客の都合に振り回されることが多く、残業が多くなりがちなのです。そのため矛盾しています。
4.「専門性を身に着けたい」けど「勉強は嫌だ」
たいした勉強をしないで身に付く専門性なんてありませんよね。これも矛盾しています。
5.「正社員になりたい」けど「残業は嫌だ」
一般的に「正社員」と「アルバイト」の評価基準は異なります。
正社員 →成果と実績
アルバイト→働いた時間
6.「給料をたくさん欲しい」が「毎日定時に帰りたい」
仕事を覚え成果を出し、もっと効率よく仕事を進められるようになれば、早く帰ることができるようになります。仕事を始めた当初は仕事が出来るようになりましょう。
7.「実力が評価される環境がいい」が「年功序列で給料が上がってほしい」
年功序列の昇給はその人の「実力」ではなく「年齢」で評価されるので矛盾しています。
まとめ:話に説得力を持たすため、筋はきっちりと通そう!
面接官の質問に次々と答えていくとついついボロが出てしまうことがあります。
自分の答えに説得力を持たせるためにもどんな質問が来ても矛盾しているところが出ないようにシュミレーションしておきましょう