時々ネットニュースを見ていると感じるんですが学校で生徒がいじめられて自殺するケースが後を絶ちません。むごい話です。
また、この問題を解決する責任があるはずの教師がいじめの事実を隠蔽したりそもそもいじめなんてなかったとかしらばっくれるケースも続出しています。
では何故学校の教師は生徒をいじめから守れないのか?
その理由を2つ説明していきます。
理由1:仕事量が多すぎて生徒まで気が回らない
まず第一に挙げられるのがそもそも教員の仕事量が多すぎて子どものいじめにまで目がいかない点です。以下の表をご覧ください。
出典:「教員の多忙 授業準備できず」内田良 | 名古屋大学大学院教育発達科学研究科・准教授 Yahooニュース2017/10/8(日) 11:50
この表は名古屋大学で教育発達科学の専門である内田良先生が作成した学級担任を受け持っている教師の一日のスケジュールを表したものです。
小学校の先生は本来、朝から午後のおやつの時間まで生徒に授業を教えます。
その後、放課後に明日の授業の準備や保護者の対応といった仕事を行っていくわけですが本来、教師は放課後の時間(15:15~16:45)の間で45分間休憩をとらなければなりません。
ちなみに16:45は残業を除いた本来の就業時間です。
つまり、本来授業以外の仕事はその放課後の休憩時間を除いた時間(45分)で行わなければなりません。
しかし、教師の仕事があまりにも多すぎるので休憩時間の分の45分も仕事でつぶし、なおかつ残業しないと仕事が終わりません。
学校の先生は特に放課後の時間休憩もしないで仕事しても結局仕事が終わるのが夜の21時とかザラです。
こんな状況で果たしていじめられている子どもに気をかける余裕なんて果たしてあるのでしょうか、いや、あるわけないだろ!って話です。
以下の表もご覧ください。
出典:小中高いずれも「授業の準備をする時間が足りない」が最多(HATOプロジェクト)
教員の悩みのトップに「授業の準備をする時間が足りない」や「仕事に追われて生活のゆとりがない」といったものがあります。教師がいかに仕事に忙殺されてるかがよく分かります。
これじゃあ、いじめの問題になかなか手が回らないのも納得がいきます。
理由2:学校の先生は子どものころイケイケだった人が多いためいじめられっ子の気持ちが分からない
あなたが出会った学校の先生ってどんな性格でしたか?優しかったですか?厳しかったですか?もちろん、先生にもいろんな人がいますよね。ただ、ほとんどの先生にはある共通点があります。
それは・・・学生時代に友人も多くいて彼女もいて比較的恵まれたスクールライフを送っていたという点です。
やっぱり「学生時代リア充だった人→学校生活が好きだった人→学校が好き→教師になりたい」って図式は成り立ちやすいと思うんです。
「そりゃあお前の歪んだ考えだろ!」って思うかもしれませんがこれ結構当たってるとボク思うんですよ。だって、逆に学生時代いじめられっ子で友達がいなかった奴がわざわざロクな思い出のない学校で働きたいと思いますかって話ですよ!
それゆえ、学校で先生として働きたい!なんて人はどうしても「学校が好きな人=学生時代リア充だった人」がどうしても多くなってしまいます。これは仕方がないことなんです。
いじめられっ子の気持ちが分かる先生もごくまれにいる
もちろんいじめられっ子の気持ちをしっかりしていて、いじめにしっかり対応してくれる先生もまれにいますが多数のいじめられっ子は泣き寝入りしています。
普通の学校の教育が信用できなくなったら通信制高校を検討するのもアリ!
お母サマも子どもが学校で無事にやっていけてるか不安かと思います。しかし万が一子どもが大変な目に遭っても落ち込む必要なんかありません。そんなゴミみたいな学校なんて行かなければいいんですから。
現在なら通信制の高校で学ぶという手もあります。通信制の高校の場合、例え高校中退から編入しようとしても前通っていた高校の単位をそのまま引き継ぐことが出来ますし、普通の高校と違い単位制のため留年なしで自分のペースで卒業することが可能です。
中学の時はあまり学校行ってなくて引きこもりだったという方でも高校で通信制の高校に通うことで自信を取り戻しその後立派な社会人になったという話はボクの周りでもよく聞きますので通信制の高校の高校に通うというのも一つの手段です。