常日頃生活していると何だか友人と上手くやっていけない…会社の人とうまく付き合っていけない…そんな風に感じることってありませんか?
ボクはよくあります。何だか浮いちゃうんですよね。
知り合いや会社の同僚と遊んだりしても
何だか上手く話せず次回は呼ばれない・・・そんなことしょっちゅうありましたからね。
人付き合いが苦手な人みんながそうだとは言いませんが
中には発達障害を抱えている人もいます。
日本人の6.5%が発達障がい者である
「発達障がい者」と聞くと変わり者だとかおかしい人とか思う方もいることでしょう。
しかし、実際にはちゃんと病院で診断されていない人も含めると日本全国では障がい者である可能性のある人が6.5%もいる計算になるのです。
グレーゾーンの人、医師の知識不足から診断されなかった人などを含めれば、日本で発達障害の可能性がある人は6.5%にものぼります。
出典:コミックエッセイ 隠れアスペルガーさんの才能・仕事の見つけ方 古濱ツトム
つまりこの割合だと学校のクラスに一人は発達障がいを抱えていることになります。
もっと言うと、発達障がいを抱えているというのは何ら珍しくないのです。
発達障がいのタイプ
発達障がいと言ってもいろんなタイプがあります。
例えば、空気が読むのは苦手だけど丁寧な対応が出来るタイプだったり
感情表現が苦手なタイプだったりいろんなタイプの障がいがあります。
他にも落ち着きがなく短気なタイプもいます。
発達障がいと言っても様々なのです。
発達障がい者=出来ない奴じゃない!
「発達障がい者」と聞くとやれ人よりも大きく劣っているだとか
仕事が出来ない奴だとか馬鹿にしてくる連中もいます。
でも、それは違います。確かに普通の人に出来ることが
障がい者は出来ないなんてことはあります。
例えばの話、発達障がいを抱える人はマルチタスクが苦手な場合が多いです。
何故なら発達障がいを抱えている人は複数の仕事を同時並行でこなしたり、考えたりするのが苦手だからです。
例えばの話、発達障がい者はコンビニの仕事とかは苦手です。レジ打ち、品出し、店内清掃etc…たくさんの仕事をいっぺんにこなさなければならないからです。
マルチタスクは苦手だがひとつのことに集中できる
ところがどっこい!発達障がいの人はマルチタスクが苦手な代わりに
「ひとつのことに集中できる」という長所があります。
例えばコンビニの仕事が苦手でも
黙々とコードを書くプラグラマーの仕事が実は合っているかもしれません。
また、不動産が好きで賃貸営業の仕事に就いたが
人と話すのが苦手で上手くいかない・・・
でも黙々と仕事するのが得意だから
設備管理の仕事に転職したら上手くいくかもしれません。
人にもよりますが発達障がいを持っている人は
「ひとつのことに集中できる」ような仕事に就けたら良いのです。
まとめ
まあ、突然障碍者の生き方、働き方について述べてみましたが
それはこの本を読んで触発されたからです。
この本、何が面白いって「発達障害」とはおかしいものではなく
見方を変えれば仕事にも活かせる才能であるということを教えてくれる点です。
何だか物心がついてから周りの人と関係が上手くいかない・・・
そんな悩みだけでも抱えている方は是非読んでみることをおススメします。