「いろんな会社が多すぎる・・・。」
就職活動をしていると目に入る会社が多すぎてどこを受けたらいいのか分からなくなるときってありませんか。気持ちはよく分かります。私も就活の時、自分に合った会社って何だろうと日々悩んでいました。
今回は企業選びのポイントを解説していきます。
業種を絞るより職種を絞れ!
ボクがおススメする方法は「業種(例:人材業界、IT業界、食品業界など)」を絞るより「職種(例:営業職、事務職、技術職)」で絞るというものです。
就職活動している方の多くは先に「業種」を絞っていから就活をしているのではないでしょうか。例えば、車が好きだから自動車業界、食品について勉強してきたから食品業界などなど・・。
確かに業界で仕事を選ぶのは理にかなってるように見えます。特に新卒の場合は「総合職」で採用されることが圧倒的に多いので職種よりかは業種で選ぶ傾向が強くなることでしょう。
しかし、既卒・第二新卒の方が就職活動を行うときは総合職の採用ではなく、職種ごとの採用になることがほとんどです。では、どういう風に希望の職種を絞っていけばいいのでしょうか。
大抵の求職者の思考回路
大抵の求職者は
- 大好きな車に関わる自動車業界で働きたい
- だから自動車を売る営業の仕事がやりたい
といった流れで仕事を決めていきます。
しかしこの方法だと自動車業界の営業職ばかりを受けてしまいます。
そのため、選択する企業の幅をかなり狭めてしまうことになります。
では、どうすればいいのか。
考える順番を逆にしてみる
そこで、受ける仕事を決めるまでの思考回路を逆にすることをオススメします。
- 営業職で営業力をつけたい
- ではどの業界が自分に向いているのか?
このような順番で考えると、選べる求人案件の幅がドカンと広がります。さらに営業という自信の「やりたいこと」を自分の仕事選びの「条件」として選んだので、面接の際の説得力を増します。
「業種」を絞ると就活上のリスクが増える
また、業種を先に絞ってしまうと就活上のリスクも増えます。
例えばの話、「銀行で働きたい」みたいに「業種」を中心に考えてしまうと「既卒が応募できる」求人が減ってしまった時に就職活動が上手くいかなくなります。
しかし、「営業職」といった職種を軸に就職活動を行っていけばたとえ銀行への就職が叶わなくても他の業界に視野を広げることが出来ます。
そのため、自分の納得できる会社に就職したかったら「業種」よりも「職種」で選んでいきましょう。