時々ネットで出されている賃貸アパートのお部屋や一軒家を拝見することがあるのですがごく稀に非常に安いお家を目にすることがあります。
しかしそういう物件ってだいたいワケあり物件です。
かつてその部屋で不幸が・・・
例えばの話、周りのアパートのお部屋は大体家賃7万くらいで部屋の大きさはだいたい同じ!なのにとある部屋だけ家賃月三万くらいだと不安になりません?
「なんか後ろめたいことあるんじゃないか・・・。」
あるんです。例えば前、その部屋に住んでいた人に不幸があったとかね…。
そんなことが起こるとどうしても家賃を下げざるを得ないんです。
「ワケあり=不幸があった」とは限らない
しかしここで注意すべき点があります。それは
「ワケあり物件=住んでいた人に不幸があった」とは限らないということです。
え?どういうこと?
地震で北海道の一部地域だけ土地が液状化現象を起こす
この前、僕が住んでいる北海道で地震があったのですが北海道のとある地価が安い地域だけ土地が液状化現象を起こしたんです。
今の北海道の状態です
心配してほしいの?など思う人は、見なくて大丈夫です地面は陥没してて、清田区は、液状化などか続いています、
いち早く復興することを願ってます。
もしかしたら本震来るかもって言う感じなのでいつでも避難準備しといた方が良さそうです。
#北海道胆振東部地震 #地震 pic.twitter.com/WdVRYTjhXM— 🦄🐬かのち🐳🍓☪ (@kanon1234569) 2018年9月7日
これは流石に酷すぎやしませんか。
ちなみに清田区はグチャグチャになってますが札幌の中心部は土地がおかしくなるといったことはありませんでした。
地盤の強さ=土地の値段に影響する
実はこれ、土地の地盤の強さが関係してるんです。
今回液状化現象が起きた清田区は田んぼを土やコンクリートで埋めた埋め立て地が多いため、地盤が弱いんです。そのため液状化現象が起きやすく、そういったデメリットもあるため土地の値段も安くなるんです。
国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスで今回液状化があった清田区のあの場所を見てみた。1976年と1985年の当該部分を切り取ったもの。低地の水田跡を埋めて住宅地にした様子がわかる。 pic.twitter.com/jLcIbqMmUj
— saka_matsumi (@matsumi_saka) 2018年9月7日
一方、札幌中心部は元々地盤が極めて硬いため液状化現象を起こしたり、地割れを起こすことが少ないんです。もちろん、街中だからという理由もありますがそういった地盤的な理由もあるから土地の値段が高いんです。
自分が住んでる場所の地盤の強さを調べてみよう
この話を聞くと私が住んでいる地域の地盤は大丈夫だろうか・・・そう不安に感じるかもしれません。
もし不安だったら思いきって自分の家が立っている土地が昔どんな場所だったのか調べるのもアリです。
古地図で探してみる
一番手っ取り早いのはネットの国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスで確認してみる方法です。このサービスさえあれば無料で見たい土地の昔の空中写真や地図も見ることが出来るので大変便利です。
思いきって古地図を買うのも手
ですがこのサービス、ちょっと複雑で使いにくいんですよね・・・慣れるまではちょっと面倒かもしれません。
そこで思いきって紙の古地図を購入するのもアリです。
ちなみに不動産投資家やアパート大家の中には古地図を重宝する方が一定数います。
何故ならアパートや土地を買う時に「ここは買っても大丈夫か」を判断するのに貴重な材料となるからです。
とにかく自分の家がある場所はもともとどんな場所だったのか、
調べておいて損はないでしょう。