どうも!やないです。
今回は少々まじめな話です。
突然ですがあなたは今後のライフイベントで
かかるお金のことについて
考えたことがありますか?
「え?てかライフイベントってなに?」
ライフイベントとは
人生上のできごとをライフイベントと言います。
たとえば
結婚、妊娠、出産、育児、自分や家族の傷病、介護、受験、進学、卒業、就職、昇進、転職、退職、失業、離婚、家族の死、事件・事故・災害、子どもの自立、その他
人間には生きていくうえで結婚、出産、介護といった出来事があります。
それらをひっくるめて
ライフイベントと言います。
ライフイベントにかかるお金について考えなければいけない時代が来ている
このライフイベント=結婚、育児、事件・事故、介護って人が生きていくうえで
必ず直面していく出来事です。
これらの出来事には多くの費用が掛かります。
(結婚式代、養育費、事故なら慰謝料、介護なら施設代)
そりゃあ「私は結婚もしないし子どももいらない!」て言う人なら話は別です。
しかし自分や家族の事件・事故、介護などを
完全に回避することは不可能です。
「いいんじゃ!ワシは病気にかからないからヘーキヘーキ!」
なんて後先のことも考えない人もいます。
しかしこれからの時代
そういった考えを持つのは危険です。
もしあなたが、あるいは家族がある日突然
病気や事故で寝たきりになってしまったら?
あなたが学生なら通っている学校を辞めて家族の介護をしなければいけなくなるでしょう。
またあなたが社会人ならなおさら大変!
親は自分の力では生きていけなくなってしまったのであなたは今働いている職場を辞めて
親の介護に専念しなければならなくなる可能性も出てきます。
こうして収入が途絶え、貧困真っ逆さまに・・・なんてことになりかねません。
「だったら介護施設に預ければいいじゃん!」なんて意見もあるでしょう。
しかし介護施設代はそれなりにかかります。
比較的重症の方が対象の介護保険施設だと
月額15万円ほどかかります。
それに対して日本人の平均月給は16~25万円と言われています。つまり月にもらう給料と同じくらい施設代がかかるということです。
さあ、あなたに介護施設代は払えますか?
という話です。
下手したら下流老人みたいに・・・。
この手の話をすると中には
「大丈夫でしょ!ホントにヤバくなったらお国が助けてくれるから。」
なんていう人もいます。
しかしもうこれからは
国におんぶにだっこは望めません。
てかこれからの時代は下手したら
国は何も助けてくれず貧しすぎて餓死…なんてことにもなりかねません。
あなたは「下流老人」を知っていますか?
この本には現在の日本で借金、また病気や事故、介護が原因で高額な費用がかかり貧困に陥る老人のリアルな姿が紹介されています。この本の筆者である社会福祉士の藤田孝典さんは週刊朝日とAERAで貧困に陥る高齢者を紹介しています。
病気の妻(77)と暮らす芝宮忠美(72)さんのケース
築30年の2LDKの都営団地に病気の妻(77)と暮らす芝宮忠美(72)は、部屋に上げてくれるとこう話した。
「生活に、まったく余裕がありません」
同志社大学を卒業後、外資系ホテルに入社。アブダビ、イギリス、スウェーデン……。会社員人生の大半を海外で働いてきた。会社員時代の年収は約700万円。当然、「普通の老後を送れる」と思っていた。しかし落とし穴があった。海外勤務時に国内の年金に未加入だった期間があり、年金受給額は月7万円足らずだったのだ。収入は妻の障害年金(約10万円)とあわせ月約17万円。東京都の2人世帯がもらう生活保護費とほとんど変わらない。
そこに、妻の介護費が重くのしかかる。週2回のデイケアで月3万円近くかかり、食事制限のある妻に特別な献立を作るため食費は月約6万円。収支は毎月ぎりぎりだ。
「家賃が4千円だから、何とかやっていける状況です」出典:「普通の老後」が難しい 年収700万円でも老後は「ギリギリ」 (1/2) 〈AERA〉|dot.ドット 朝日新聞出版
奨学金と借金を払い続ける80歳の母と45歳の息子のケース
80歳の老母と45歳の息子のこんな生活苦もある。福祉施設に勤める息子の給与は手取り23万円。亡き夫の会社が傾いたときに息子が借金を被り、返済が毎月数万円ある。築40年の賃貸マンションの家賃を息子が払い、母親が光熱費と食費を払う。母親は病院通いをしながら、息子の大学時代の奨学金も年金から返し続ける。
「奨学金は息子名義だが、何年か払えない時期があり、親の私に支払い通知が来た。額は多くはないが息子からも頼むと言われて、この先十何年は私が払わないと」
母は息子がいないと年金だけでは住めず、その息子が母に寄りかかる。
現に今の日本ではこの病気の妻と暮らす男性のケースと借金を払い続ける親子のケースが存在するのです。なんら他人事ではありません。
もしかしたらあなたも明日、
突然病気になったり事故に巻きこまれる。
そして生活苦に陥ってしまう・・・なんてことになってもちっともおかしくないんですよ。
ライフイベントに備えるためお金の知識を!学生や若者はFP(ファイナンシャルプランナー)の資格勉強をしよう!
将来が怖くて仕方がない・・・そう感じている学生さんや若者は大勢います。
学生さんや若者が下流老人のような事態を避けるためにはどうするか。
それはFP(ファイナンシャルプランナー)の資格勉強をするのが
はじめの一歩となりえます。
FP(ファイナンシャルプランナー)って何?
「う、うーん何かお金に関わる資格というイメージはあるけど・・・」
なんて方もいるのではないでしょうか。
FP(ファイナンシャルプランナー)とは
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
分かりやすく言うと金融、株式投資、税金対策、不動産、保険、教育資金、年金制度の知識を活かして人が経済的に豊かな人生を送れるようにサポートする人のことを指します。
実はボクもファイナンシャルプランナー3級の資格を所持しています。(ドヤ顔)
将来のために学生や若者がFP(ファイナンシャルプランナー)の資格勉強をするべき3つの理由
じゃあ何故学生や若者が将来のために
FP(ファイナンシャルプランナー)の
資格勉強をする必要があるのか。
理由を3つ挙げましょう。
1.お金で人生を豊かにする方法を広く浅く(本当に浅く)知ることができる
「え?広く浅くってどういうこと?資格だから何か専門的な知識じゃないの?」
ふふふ・・・それはですね・・・。
FP(ファイナンシャルプランナー)の資格は不動産だけを扱う「宅建」や証券投資だけを専門に扱う資格である「証券アナリスト」とは違い幅広い分野の知識が求められる資格です。
ここでFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取得するために勉強すべき項目を挙げてみましょう。
1.ライフプランニングと資金計画(公的年金・社会保険など)
2.リスク管理(生命保険・損害保険など)
3.金融資産運用(金融商品のしくみなど)
4.タックスプランニング(税制など)
5.不動産(賃貸・有効活用など)
6.相続・事業継承(相続・贈与など)
あれ?何だか分野の幅が広いような…。
そうなんです。FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取るためには年金、保険、株などの資産運用、税金対策、不動産、相続の知識を広く浅く勉強する必要があるのです。
「え〜いろんなこと勉強しなきゃいけないのか面倒くさいな〜」
ともしかしたらあなたは感じるかもしれません。ボクも正直めんどくさっ!
と資格勉強を始めた時は思ってました。
しかし実際に資格を取ってから
勉強する分野が幅広いことのメリットを
実感しました。
それはお金を上手く投資すれば将来的に豊かになる方法なんていくらでもあるということを知れたという点です。
例えばの話。これから少子高齢化が進み
我々若者が貰える年金が減っていくのでは?
という話がありますよね。
そんなときFP(ファイナンシャルプランナー)で学んだ知識=年金・投資などの知識があればどうすれば豊かな老後を送ることが出来るか考えることが可能になります。
え?具体的な例を教えろだって?
例えばサラリーマンのうちにお金を一千万~二千万程度貯めておいてそれを元手に銀行から融資を引いてアパート経営を始めるとかはどうでしょう。そうしたら家賃収入が生まれるので経済的に多少の余裕は出てきます。
あ、これ僕のオヤジの話です。
またFP(ファイナンシャルプランナー)の知識は金融投資をはじめるきっかけになるのはもちろん節税対策に活かす、なんてことも出来ます。
ただ勘違いしないでください!FP(ファイナンシャルプランナー)だけの知識だけでは到底不動産投資や株式投資は出来ません!
しかし行動を起こすきっかけには
大いになりえます。
2.事故や介護、相続問題といったライフイベントに備えることが出来るようになる
もちろんFP(ファイナンシャルプランナー)の資格は保険・税金・相続の知識が
必要とされます。
それゆえに交通事故が起きたとき
どういった保険があるのか、
入らなければいけない保険(自賠責保険)の他にどういった任意保険に入ればいいのか
考えることが出来るようになります。
また相続に関わる知識も求められますので
親族の相続問題にも役立ちます。
3.もちろん就活にだって役に立つ!
FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持っていること=評価される
ということではありません。
しかし学生さんにとっては
面接のネタになります。
例えばの話です。
あなたが就活生で銀行志望だとします。
金融機関の面接のとき志望動機を話す場面に
さしかかったとしましょう。
あなたはFPを持っています。
どうアピールしますか?
「御行を志望するにあたり資産運用の知識を深めたいと思いましてFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取得しました。」
説得力抜群ではありませんか!
自分の人生を豊かにするためFP(ファイナンシャルプランナー)の資格取得に向けて勉強しよう!
FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取ること、それは自分の今後のライフプランを考えるきっかけになります。
具体的には老後や病気で働けなくなった時のためにどの保険に入ろうか、投資を始めようかといったことを考えることが出来るようになります。
自分の未来のためぜひ、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
FPの資格試験勉強にはECCビジネススクールがおすすめ!
FP(ファイナンシャルプランナー)の資格の参考書や通信教育はたくさんありますがボクはECCビジネススクールをお勧めします。
何故ならECCビジネススクールはFP(ファイナンシャルプランナー)2級からスタートするのですがその時にもれなく3級の教材もしっかり含まれているのでしっかり基礎から勉強できるからです。
また何か勉強で分からないことがあったら電話やメールで質問することが出来るからです。より確実に資格取得したい方におススメの通信教育といえるでしょう。