先日、スマートニュースを見ていたら
こんな記事に出くわしました。
投稿者によると、内定をもらった会社に、辞退をする旨を電話で伝えたところ、人事部の社員から「形式上電話だけでは受け付けられないことになってるので会社にお越しください」と言われたのだという。
すでに会社に訪問する日程は決めたそうだが、投稿者はその会社に対して内定承諾書を提出した上で辞退を申し出ており、「行くけども怖い」「コーヒーかけられるとかならまだマシ」「長いこと説得され続けることを危惧してる」と話している。
典型的なオワハラですね~。
オワハラとは?
※オワハラとは企業が内定を出した学生に対して「もううちで内定だしてやったんだから就職活動を辞めろ!」と強要したり学生を辞退させないために圧力をかけることです。
この「会社に来い!」と言われた本人は
さぞかし怖い思いをしたことでしょう。
しかも内定を出した時って企業は
学生に誓約書やら内定承諾書を書かせて
提出させたりすることもあります。
これにより学生に対して
後ろめたい気持ちが芽生え
なかなか内定辞退出来ないケースも
多く見受けれらます。
しかし、誓約書だろうが
内定承諾書だろうがなんだろうが
これらの書類を出した後でも
企業への内定を辞退することは
法律的には
全く問題はありません。
しかもこのやりかた、
あきらかに学生を
本人の意思に関係なく
強制労働させようとしてます。
ねえ、知ってる?
「強制労働」は日本の労働基準法で
禁止されているんだよ。
強制労働の禁止(第5条)
使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。労働基準法の罰則より
さらにこの記事に出てくる「投稿者」、
「形式上電話だけでは受け付けられないことになってるので会社にお越しください」
って言われていますよね。
行く必要はありません。
会社に来なければ
辞退出来ないなんて法律は
どこにもありませんから。ええ。
電話一本で「やっぱ辞めます」でいいです。
また気まずかったらメール一本で
「やっぱ辞めます」でも
法律的に何の問題もありません。
ですので企業への
内定辞退を考えている人がいたら
後ろめたく感じる必要はありません。
きっぱり内定を辞退する旨を伝えましょう。