あなたが転職を考えるとき、大きく分けると二つの選択肢があります。同業界・同業種に転職するか、異業界(全く違う業界)・異職種(全く違う仕事)に転職するかです。
一般的に日本では年齢が高くなるにつれて全く違う業界に行くのは難しくなります。
求職者の方も「今更一から経験を積んでいくなんて・・・」とビビってしまいがちです。
異なる業界でも今までの経験を活かせる!
しかし異なる業界だとしてもこれまでの経験を活かせるケースが多々あるんです。
WEBデザイナーから企業のEC担当に転職
これはボクの知り合いの話なのですが知り合いは以前、小さなデザイン会社でWEBデザイナーをやっていたんですがあまりに仕事がハードだったため転職することに。
ではどこに転職したかというと大手アパレルのネットショップ担当に転職したんです!
しかも前職と比べて休みは多いし福利厚生もしっかりしている会社でした。
HTML、Photoshop、illustratorを実務レベルで使えるのが評価された
では何故小さな労働環境の悪いデザイン会社から大手アパレルのネットショップ担当に転職することが出来たのか?
それはネットショップを運営するにあたってやはりどうしてもWEBサイトの仕組みだったり写真を加工したりイラストを描いたりするスキルが必要不可欠になります。
知り合いがそのアパレルの会社に転職した時はWEBサイト作成や写真の加工が出来る人がほとんどおらず、そういった人材をとにかく必要としていた節がありました。
そんな時、たまたまWEBサイトも作れるし画像の加工やイラスト作成も出来るWEBデザイナーだった知り合いが応募してきたので絶妙なタイミングだったそうです。
すんなり知り合いは内定を決め、今もそこの大手アパレルのネットショップ担当としてバリバリ働いています。
このように自分がやってきたことが他の業界でも意外と役に立つ!
なんてことがあるのです。
企業の採用担当が異業種からの転職を歓迎している3つの理由
また以外にも企業側で異業種からの転職を歓迎しているケースが数多くあります。
何故か?3つ理由を挙げましょう。
1.学ぼうとする意欲が高いから
まず一つ目の理由ですが「異業種からの転職=未経験」の場合がほとんどです。
そのため「早く仕事を覚えなきゃ」という意識が強く、「自分は出来る」と慢心している下手な経験者より伸びることが多いからだそうです。
2.全く違う業界の視点や発想が欲しいから
次に二つ目の理由ですが新しい商品やサービスを生み出したいので固定観念にとらわれている同じ業界の経験者よりも全然違う業界で働いていた人の視点や発想が欲しいからと言っていましたね。
3.同業他社の色がついてないほうが良いから
3つ目の理由は同業他社で勤務経験のある人は入社後、前の会社のやり方とついつい比較してしまい転職先の会社の仕事の進め方に馴染めずにすぐに辞めてしまうケースが多々あるんだとか。
その一方、業界未経験者は固定観念も何もないので定着率が高いんだとか。
これはなかなか面白いですよね。
これまでの経験が応用できる仕事があるかも
自分自身のこれまでの経験が応用出来てかつ、より自分に向いてる分野で面白いと感じられる仕事があるかもしれません。
ぜひ、同業他社にこだわらず自分自身に視野を広げて仕事を探してみましょう。