「営業職」そう聞くとどんなイメージがありますか?
ノルマに追われながら死ぬ気で働いている人のイメージがありますか?
それとも上司に目標を達成できなくて死ぬほど怒られている・・・
そんなイメージがあるかもしれません。
特に若い人は「営業職」と聞くと決して良いイメージを持ってない人が多いのではないかと思います。
その気持ち、よくわかります。何故ならボクも昔営業の仕事がキツくて死にそうになったことがありますからね。
しかし特に文系出身の方は就職したとき、
嫌でも「営業」の仕事をやらなければならない場面がどうしても出てきます。
例えば総合職や事務職の採用でも上司から「新人には現場を経験させてやれ!」
みたいなノリでやらされたり、なんてことも。
職場によっては
ノルマがある、上司に怒られる、動き回らなきゃいけないから体力的にキツイ・・・
なんてことは往々にしてあります。
しかしボクは20代の若者は例え1年でも最悪数か月でもいいから
営業の仕事を経験すべきだと考えています。
今回はその理由をとおすすめの求人サービスをご紹介します。
営業を経験すべき理由:「営業力=モノを売る力」はビジネスに必要不可欠だから
世界中の全ての企業はどれも「モノ・サービス」を売っています。つまりどこの会社も「営業=売る人」がいるはずです。
スーパーやデパートで働いている人は食べ物や日用品を売っていますよね。銀行だって「融資」というサービスを企業に売っていますよね。またアパートやマンションのオーナーだって住んでいる人に「住居」という名のサービスを「家賃」という形で売っていますよね。
このように「営業」という仕事はどこの会社に行っても必要不可欠な仕事なのです。若いうちに営業職という仕事を通して「営業力=モノを売る力」をつけるかどうかで今後のあなたのキャリアが大きく変わってきます。
偉大な実業家も若いころ営業の仕事を経験していた
実は成功した実業家で若いころ営業の仕事をやっていた人って結構いるんですよ。営業の経験が後の事業に活きた、というケースが結構あります。まず、トーマス・エジソン!
トーマス・エジソンは10代のころ、新聞売りの仕事をしていた
出典:wikipedia
エジソンっていうとまずあなたが思い浮かぶのはどんなイメージでしょうか?きっと「発明家」としてのイメージが強いかと思います。
実は彼、10代のころ列車の車内で「新聞売り」の仕事を経験しています。それもエジソン自らが作成した新聞です。すごい!しかも新聞はお客さんに大好評で多くの収入になったと言われています。エジソンはこの経験を通して「どういったものが人に売れるのか、高く売れるのか」学んだと言われています。新聞売りの経験が後の発明と商売に活かされるというわけです。
「金持ち父さん・貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキはコピー機の飛び込み営業をやっていた
出典:wikipedia
お金の考え方を説く本で世界的に有名な「金持ち父さん 貧乏父さん」の著者で資産家であるロバートキヨサキは若いころ、ゼロックスという会社でコピー機のセールスマンをやっていました。
そもそも、何故ロバートキヨサキはセールスマンという仕事を選んだのでしょうか。それは「物を売る力」をつけるためです。当時のゼロックス社にはアメリカでもっともすぐれたセールス・トレーニング・プログラムがありそのプログラムから「物を売る力」を身に着けるために入社しました。
最初はなかなかコピー機が売れなかった
しかし、最初は飛び込み営業ということもあってなかなかコピー機が売れませんでした。しかも断れるのが恐怖で一時期は落ち込んでいたといいます。
失敗の回数を増やすことで成功の数も増えていった
そこでキヨサキ氏は「断られる恐怖」を克服するために仕事と並行してとある活動を始めます。それは慈善団体のボランティアスタッフとして寄付を募る電話をいろんな人にかけるというものでした。
当然、キヨサキ氏の中で断られる・失敗する回数は増えていきました。しかし、それと同時に成功することも増えていきました。
ゼロックスのトップセールスマンに。そしてビジネスで成功!
キヨサキ氏の営業成績は失敗の回数を増やすことでだんだん上昇していきました。そしてついにゼロックスでトップのセールスマンになったというわけです。
その後、キヨサキ氏はサーファー用の財布を開発し、それを売るというビジネスを始めます。このビジネスは上手くいき、キヨサキ氏は膨大な富を手に入れます。ここでコピー機を売り込む時に得たセールス(営業)のスキルが財布を大勢の人に売り込むのに役に立ったというわけです。
まとめ
どうです?営業って役に立つでしょう?もし若いあなたが今後の自分のキャリアについて悩んでいるのなら是非一度「営業職」を経験してみることをおススメします。