どうも~やないです。
今回は先日呼んだとある本をご紹介します。
その名も「ナリワイをつくる」
え?ナリワイって?
そもそもナリワイ(生業)とは
生業
読み方:なりわい・すぎわい
生活手段として営んでいる仕事、生計を立てるために行っている労働活動、などを意味する語。いわゆる家業を指す場合が多い。
一般的には「ご飯を食べていくための仕事」という意味で使われることが大半です。
「俺は新聞の営業を生業としているんだ!」
これはまさに「ごはんを食べていくための仕事」という意味です。
つまりサラリーマンも自営業も公務員も広く生業という言葉で表すことが出来ます。
一方、狭い意味で「家業(いわゆる自営業なども)」をあらわすこともあります。
本書は「ナリワイ(生業)」をこの「家業」という意味であつかっています。
では、この本は具体的にどんな内容なのか。
大まかな内容
大まかに言うと
著者である伊藤洋志さんが
小さな仕事をいっぱい生み出し
それらを掛け持ちしながら
生活していく方法を教えてくれる本です。
え?掛け持ち?バイトかなんか?
違います!
伊藤さんは自分で仕事を創り出しているのです!
例えば伊藤さんは「モンゴル武者修行ツアー」というツアー旅行を自ら企画しインターネットで旅行の参加者を集めそこで生活費の一部を稼いでいます。
旅行先ではモンゴル相撲や乳製品づくりなどを
体験したりします。
このモンゴル旅行の他にも
いろんな仕事を創り出しています。
例えば「田舎で窯焼きパン屋を開くためのワークショップ」を開催したり
みかん農家をやったりしています。
伊藤さんはこれらの仕事を
組み合わせて生活しています。
日本人は昔ナリワイで生活していた
あなたは伊藤さんの姿を見てると
非常に変わった生き方をしていると
感じるかもしれません。
何故なら今の日本は学校を出たら
一企業に就職して
サラリーマンになるのが当たり前という
風潮があるからです。
しかし日本人は戦前(1930年ごろ)までは
自分で小さな仕事(ナリワイ)をいくつか作ってそれらを掛け持ちして生活していました。
そのころ一組織で働いてお金をもらうという働き方は一部のエリートのみでした。
しかし戦後の高度経済成長期になって
経済成長のため=企業を成長させるため
サラリーマンの需要が急激に伸びました。
ちょうどそのころから日本人の間で
サラリーマンになるのが
一般的になったのです。
今はリーマンだけでは厳しい
ですが今はサラリーマンで生活していくには
厳しい時代になりつつあります。
サラリーマンの給与は
バブルの時代をピークに
ドンドン下がっています。
正社員の数も減ってきています。
この本はサラリーマンの給料だけでなく
他に自分で仕事を作ったり副業をやって
やりくりしていく方法、考え方を
教えてくれています。
給料が少なくて将来に不安を抱える貴方に
おすすめです。