中小企業やベンチャー企業で働いてきた人は
「大企業の奴らと比べて私は大したことない・・・」
なんて卑屈になることがあります。
何故なら大企業出身者と違って会社の名前だけで絶大なインパクトを出すことが難しいからです。やはりどうしてもそこらへんは差がついてしまいます。
しかし、悲観する必要はありません。何故なら大企業出身者よりもベンチャーや中小企業で働いた経験のある人のほうが意外と転職で有利な場合があるからです。
大企業出身者は一つの分野に特化してることが多い
まず大企業では部門や部署が細分化されているケースが多いです。そのため、
会社の全体の流れを把握していなケースが多々あります。
中小企業やベンチャー企業はいろんな仕事をやる
その一方、中小企業やベンチャー企業はいろんな仕事を掛け持っていることが多いです。
中小企業・ベンチャー企業出身者は限られた予算の中で工夫している
また、中小企業・ベンチャー企業出身者は大企業とは違いそこまで予算があるわけではないので商品を拡販するときは自分自身の考えや行動力で勝負しなければなりません。
商品を拡販するとき、もし大企業だったら・・・?
もしあなたが商品を拡販するとき、大手企業の営業担当者だったらどうしているでしょうか。きっとマーケティングや販促、宣伝などの部門からサポートを受けることが出来るでしょう。
しかし中小企業はベンチャー企業は大企業とは違って規模が小さいのでそれらの仕事を全部自分で取り仕切るくらいでないとやっていけないんです。
しかし、そこで踏ん張って工夫して成果を出せば面接でも高い評価につながります。
中小のベンチャーは若いうちからマネジメントを経験できることも
また特に急成長した中小のベンチャー企業なんかは常に人手が不足しているなんてこともままあります。
そのため比較的若いうちから管理職に就いてマネジメントを経験する機会も出てきます。
とある採用担当「大手企業より中小でマネージャーをやっていた人が優秀だよ」
これはとある中小企業の採用担当者の話です。その採用担当者いわく、
「この前わが社に応募してきた転職者の方がいたんだけどその人は大手企業でマネージャーをやっていたんだって。でも面接で話を聞いているとどうやらその転職者が凄いんじゃなくて彼の部下が優秀みたいなんだよね。支持されなくてもキビキビ動ける部下らしい。」
どうやら部下の力でのしあがってきたタイプらしい。
その採用担当者は続けてこう言った。
「しかし、残念ながらウチの会社の部下たちはあまり優秀じゃないから彼のやりかたじゃあ通用しないと思った。だから不採用にしたよ!」
へえ~こんなことあるんだ。しかしその後、採用担当者は以前50人くらいの小さな会社でマネージャーを務めていた別の人を採用した。
その人は規模は大きくないにせよ、部下の教育も上手いし仕事の任せ方を工夫することにより社員たちの強みを引き出し圧倒的な業績を上げてきた人だった。
どうやら、大企業に勤めることが必ずしも転職に良い影響を与えるとは限らないということを思い知らされた話を聞くことが出来た。
結論:一番大事なのは「どう工夫して成果を出したか」
もう分ったでしょう?転職私情においてあなたが勤めていた会社の規模なんか関係ないんですよ。
要は自分が会社で「どう工夫してどんな成果を出したか」これをアピールできるかどうかなんです。
これらをまとめて、面接にしっかりと臨みましょう。